女性のための医療相談掲示板【婦人科】
なかなか診察では聞きづらいことや、誰にも言えない些細なお悩みなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
診療や手術の合間に回答をさせていただいておりますので、ご回答が遅くなる場合もございます。
また、状況に応じて新規投稿を一時停止させていただくこともございます。
何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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お世話になります。
低用量ピルの服用と卵巣・卵子の老化や年齢について相談させて頂きます。
私は30代半ばの初妊婦です。
過去4~5年間ほど、生理痛緩和のため低用量ピル(フリウェル配合錠UHDモチダ)を服用していました。
その後妊娠を考えピルの服用を中止したあと、翌月に生理再開し、半年後に自然妊娠し今に至ります。現在妊娠15週です。
インターネットの記事で、「ピルを服用していると卵巣を休ませる事が出来て、卵巣年齢が若い状態がなるべく保たれるようになる」というものを目にします。
こちらは、「ピルを服用していると、服用していない時に比べて卵子の数をキープできる」という意味合いなのでしょうか?
ダウン症は染色体異常なので受精卵の段階で決定している=ピルを服用していたことにより卵巣や卵子の加齢を防いで、染色体異常の確率を下げ、障害やダウン症の確立も下がるのでしょうか?
それか、ピルを服用していたことにより効果が有るのは、あくまで妊娠に至るまでの過程のお話(妊娠率、出産率が保たれる)で、染色体異常や障害に関することはまた別のお話なのでしょうか?
高齢出産で初出産のため色々と不安が多く、ピルを服用していたことが少しでも安心材料になれば…と思い質問をさせて頂きました。
大変デリケートなお話ですので、知識が足らず不躾な質問をしておりましたら申し訳ございません。
何卒ご回答頂けれれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
役に立った! 0ネットの記事が正しいとは限りません。
ちなみにピルの長期服用で卵巣年齢が若く維持できる全く根拠のない話です。
卵巣年齢は実年齢に比例するので、20年ピル服用していても40歳になればそれなりに卵巣機能は低下します。
言える事は不妊症の大きな要因である子宮内膜症にはなりづらいので自然な月経を放置しているよりはピル服用している人の方が妊娠しやすい環境の維持につながるというレベルですね。
勿論胎児染色体異常のリスクへの影響は関係ありません。
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