女性のための医療相談掲示板【婦人科】
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低用量ピルと乳癌の関係を教えてください
乳腺外科の医師は若干増加し実際にピル服用者の方が乳癌で受診される人が多いとのことでした
また乳腺診療科ガイドラインでも
はっきりと増加すると記載があるそうです
卵胞 黄体ホルモン共に乳癌の発生リスクをあげるそうです
婦人科の医師で乳癌が増加しないと言っている医師は主治医を変更した方が良いとのことでした
患者の立場からすると
医師によって知識や意見が異なるのはとても困惑します
ピルと乳癌の発症リスクは本当のところどうなのでしょうか
よろしくお願いします
役に立った! 5本当ですね。患者さんからすると非常に迷惑な話だと思います。
ただ産婦人科学会から出されているピルの産婦人科向けガイドラインでもピルの服用と乳癌発症の相関性は否定されている現実があります。(過去は発症リスクが高くなる可能性が記載されていました)
確かにホルモン感受性乳癌の場合は、ホルモン剤禁忌である事は事実です。
僕の私見では、低用量ピルの継続服用により実際卵巣から出ている卵胞ホルモン、黄体ホルモン活性が低下し、その結果子宮内膜症や子宮体癌の予防につながると考えています。なので、自然な月経周期がある女性がピルを服用した方が逆にホルモン感受性の高い乳癌は抑制される方向になる可能性もあると思っています。
ただ、閉経年齢以降は持続的なホルモン補充による発症リスクが増加する事は否めません。
その乳腺外科の先生がそこまでおっしゃるなら、ご自身のデータを公表し、根拠のある説明をしていただきたいものです。
ピルの服用している方に乳癌の方が多いのか、単に日本人の乳癌発症率が上昇しているのか。
イメージで患者さんにお話ししていて、ピルの否定をした結果、その患者さんが望まない妊娠をしたり、子宮内膜症を発症したりした結果、どんな責任を取るつもりでしょうか?
いずれにしろ検診は大事ですし、ピルの服用に関わらず乳癌になる方は増加している現実があります。
すっきりしたお答えにならず申し訳ありませんが、今後国内、世界含めて明らかにピルの服用による乳癌発症リスクが高くなるエビデンスが新たに出ない限り、僕の意見は変わりません。
では、又何かあればご相談下さい。
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相談を受け付けています
そこにはピル服用者の方も投稿されています
そこには明らかに低用量ピルであっても短期間の使用であっても乳癌のリスクが増えると書いてあります
また低用量ピルは良性腫瘍のリスクを下げるとあるが嘘だと書かれてました
真実は一つしかないと思うのですが
患者としてはどのように受け止めれば良いのでしょうか
1.1~1.6倍 服用中止後も何年かリスクは増加すると書いてあります
役に立った! 2メーカーにも言いましたが困惑しておりました。
乳癌学会のガイドラインと産婦人科学会ガイドラインが違うのは問題だと思います。
僕の意見は上記内容です。
実際飲んでいてもいなくても乳癌になる人はなる現実があり、ピルを服用していない事でのリスク(望まない妊娠、子宮内膜症等の病気の発症率増加)を考えてどちらが自分にとって有益であるか最終的にはご自身の意志で選択をするしかない現状ですね。
でもその乳腺外科のドクターの言い方は断定的過ぎて危険だと思います。
又色々情報を集める様にはしておきますので、何かあればお気軽にご相談下さいね。
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