女性のための医療相談掲示板【婦人科】
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はじめまして。初めて質問させていただきます。
20代から生理不順でカウフマン・ピルと治療歴は5年程です。FSHも以上に高く、いわゆる早発閉経の状態ですが(ドクターはズバリはいいませんが・・)閉経までピル・HRTとどちらを選択したら良いのかと思いまして。因みに既婚ですが、子供は既に諦めております。ピルを飲んでもFSHが40程(D3)が続きます。こういう場合はHRTをずっと続けていったほうがいいのでしょうか。宜しくお願い致します。
役に立った! 1ごめんなさい。質問させていただいたこうです。
追記させていただきます。
少しでも身体に負担のないように閉経までうまく薬と付き合いたいなと思っています。宜しくお願い致します。
役に立った! 1先生じゃなくて、ごめんなさい。
年齢が書いてませんね。カウフマンやピル…と書いてありますが、中用量ピルを用いた治療をしてきたものと思われます。妊娠の希望があったならそういう方法になりますが、今後は更年期の対策も合わせて低用量ピルを50歳くらいまで続けてみるのはいかがでしょうか。
ただ、年齢が書いてないと一概にピルだけを勧めるのも微妙です。詳しくは、先生からのレスをお待ちください。
役に立った! 0むくさん、ご丁寧にありがとうございます。
感謝しています。
年齢は31です。
20代から生理がこなくなり、一時休薬もしていましたが、やはり生理がくることがなく治療をし今に至る感じです。
治療はカウフマンも時折(数回のレベルです)しましたが、ピルが主、D3の値を測るということを繰り返してきました。
ただD3でFSHが40台でして・・。
(一桁になる時も、E2が100以上あった時もあったんですけど、子供は諦めております。AMH検査は測定不能な位悪かったです)
これから長い薬とのお付き合いになりますので、身体に少しでも負担が少ない方法を選びたいのですが、何せ早発閉経は稀なのかドクターも、う〜んと言うことが多く、私も漠然と不安です。
不安な点をまとめますと・・・
・ホルモン含有量はピルの方が多いので、負担が少ないのはカウフマン(HRT)??
・ピルを飲んでもFSHは高いままですが、このままずっとピルでもいい??
・一般的な閉経の女性(50代)にはピルよりHRTが向くかと思いますが、同じ閉経(早発ですが)の私はピルでもよい??
こんな私に適したのはピル?カウフマン?どちらかなと悩んでいます。
・・・まとまりのない文章ですみませんが、どんなことでも結構ですので、ご教示頂けると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
役に立った! 0低用量ピルなら、50歳くらいまで続けることが可能です。カウフマンは中用量ピルを使いますし、どちらかというと不妊症の治療ですからね。
ただ…その年齢で本当に閉経かどうか、他の婦人科も受診してみてはいかがでしょうか?
私もこうさんより少し上の年齢で閉経と言われたことがあるのですが…ホルモン検査も多種やった結果なので、それなりに受け止めていた。別の機会に内分泌の疾患が見つかり、それを治療したら生理が再開したのです。
同じ先生に診てもらえる安心感とは別に、一方的な見方しかしてもらえない部分もあるので…違う医療機関で、違う角度で評価してもらうのです。元の病院の先生と相性がいいなら、その結果を踏まえて新たに治療をすればいいですし、この機会に「かかりつけ」を変える、というのでもいいと思います。
生理って、妊娠だけのためにあるのではないので、その年齢の閉経は安易に受け止めないほうがいいですよ。
役に立った! 1むくさん、ありがとうございます。
そうですね。違う視点で、トータルで身体を知らねばいけませんね。
内分泌・・・是非調べてみます。
そこで、考えられる内分泌の疾患について、もしご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。
少し勉強したところでは、甲状腺疾患も関係すると知り、検査を受けましたが異常なしでした。
再度の質問失礼いたしました。
宜しくお願い致します。
役に立った! 1むくさん、ごめんなさい。追記させてください。
内分泌について少し調べておりましたが、むくさんの仰る“別の機会に”を是非参考にさせていただきたいのですが、具体的には内分泌内科にての血液検査になりますでしょうか。近所の内分泌内科を受診しようかと思うのですが、医者に話すべきこと等注意点がありましたら教えて頂きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
PS婦人科に関してですが、引越しの関係もあり過去に何院か転院しました。一通りのホルモン検査を受けて、言われるのがやはり早発閉経です。むくさんと同じく受け止めるしかなく辛かったです。今回、別の視点で・・・と貴重なアドバイス感謝しています。
役に立った! 0それは書けません(汗)
それを書いてしまうと、私が誰か、院長先生にわかってしまう恐れがあります。そうすると、私が受診しにくくなるので、この先の私の人生に影響してきます。今の時点では、先生は私が受診しても「むく」とは気付いていないので、普通の顔していられますが。。。
私は、病院を選ぶにあたって、近所という条件は除外します。普段の通院には、大学病院や総合病院も除外します。近いから行きやすい、大きいから安心、というのは、病院選びに必要でしょうか?買い物とかじゃないんですよ。
相性がいい先生なら、何でも検査項目をリクエストできるはずです。閉経が納得できない!と、片っ端から調べてもらってくださいね。ちなみに、血液検査だけでした。
役に立った! 1むくさん、失礼しました。
通われている病院等、むくさんの事情も知らず質問してしまい・・・。
血液検査のみで色々分かるんですね。
もっと勉強して、あらゆる可能性を追究していきます。
なんでも話せる本当のかかりつけ医を見つけないとですね。
むくさん、本当にありがとうございました。
役に立った! 0むくさん、レス有り難うございました。
(別に顔と名前が一致しても何も変わらないので、遠慮なく言って下さいね)
こうさん、ホルモン量から考えても50歳まで希望があれば55歳までは低用量ピル。
ホルモン量から考えて、その年代以降はHRTに移行する事が望ましいと思います。
妊娠希望が無い限り、低用量ピルは継続して下さい。
ただ、数値が閉経状態になった要因の検索だけならやはり内分泌のプロの診察が良いと思います。
大学病院レベルには内分泌内科専門医もいるはずです。
紹介状介してもらって受診してみてはいかがでしょうか?
では、ご参考にして下さい。
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内分泌については一度血液検査を試みたいと思います。
再度の質問誠にすみません、整理させていただきたいのですが、プレマリンよりもピルの卵胞ホルモン量の方が多いのは正しいでしょうか?(調べましたらピル:プレマリン=5:1程とのことでした※ホルモン量です)
とすると低用量・・・ということでピルの方が長く続けるのに適しているとは一概に言えないのでしょうか。これだけで判断するとプレマリンを使用してのカウフマンの方がホルモン量が少なく、身体にやさしい感じがしてしまって・・・
無知ですみませんが、混乱してしまっております。
お教えいただければ幸いです、宜しくお願いいたします。
役に立った! 0たびたびお邪魔します。
プレマリンは結合型エストロゲン(卵胞ホルモン)0.625mgとなっています。薬の名称なので、実際の含有量はもっと少ないのかもしれませんが、他に数字が出ていないのでこの数字で話を進めていきます。卵胞ホルモン単独で治療するのは更年期障害など一部の疾患に限られますから、普通は黄体ホルモンと併用します。カウフマン療法の多くは、併用するのは黄体ホルモン単剤ではなくピル(卵胞ホルモン、黄体ホルモンの合剤)が多いです。黄体ホルモン単剤のほうが、卵胞ホルモンと同じく中用量ピルよりホルモン量が多いので、比べるまでもありませんが。カウフマン療法は自然な排卵を起こすのが目的なので、不妊症の治療に多く使われています。妊娠を望まないのに、排卵を起こす必要はありません。
カウフマン療法で後半に使う中用量ピルの代表的な2種類を例にあげます。
●ソフィアA…メストラノール(卵胞ホルモン)0.05mg ノルエチステロン(黄体ホルモン)1.0mg
●プラノバール…エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.05mg ノルゲストレル(黄体ホルモン)0.5mg
低用量ピル3種類は
●オーソM…エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.035mg ノルエチステロン(黄体ホルモン)1.0mg
●トリキュラー…エチニルエスラジオール 0.03mg 0.04mg 0.03mg レボノルゲストレル(黄体ホルモン)0.05mg 0.075mg 0.125mg
●マーベロン…エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.03mg デソゲストレル(黄体ホルモン)0.15mg
となっています。中用量ピルを前提としたカウフマン療法と、低用量ピル、どちらが身体に優しいかは、一目瞭然ですよね。単位を読み間違えていませんか?たまにμ(マイクロ)の単位もありますから。トリキュラーは、トライディオールと全く同じピルです。(私が混乱しないように、第2世代はトリキュラーのみで記載しています)
参考までに、卵胞ホルモン0.02mg以下なら超低用量ピルという分類になります。日本では認められていないのですが。。。
●マーシロン…エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.02mg デソゲストレル(黄体ホルモン)0.15mg
●メリアン…エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)0.02mg ゲストーデン(黄体ホルモン)0.075mg
などがあります。こうさんや私のように、長期間ピルを飲むには、ホルモン量は少ないほうがいいので、超低用量ピルの認可が待たれますね。
甲状腺についてですが、婦人科では3項目くらいしか調べませんよね。内分泌内科では8項目あって、婦人科で異常なかった3項目以外の5項目が全て異常値でした…それ自体は治療しないのですが、その結果を元に下垂体機能不全の病名で婦人科に戻されたのと、神経内科に紹介されました。
内分泌内科にかかるなら、婦人科からの紹介状は欠かせませんよ。
役に立った! 0むくさん、毎々お世話になります。
詳しいご説明、ありがとうございます。
カウフマンですが、ルトラールの黄体ホルモンで行った場合は、中用量でのカウフマンとはまた見解が違ってきますでしょうか。
おそらく卵胞ホルモン量としてはカウフマン(プレマリン+ルトラール)の方が少なくなるかと思いますが、何だか色々調べてみると、ピルの方が安全性が確立されおり(実績もありますし)、副効用のメリットも考慮するとやはりピルなんだ・・・という気がしてきました。
先生やむくさんに『ピルでいいのでは・・』とお教え頂き理解していたのですが、卵胞ホルモン量だけがネックでした。
・・なんだかこれで心底納得してピルを服用出来そうな気がしてきました。
何よりむくさんの仰るように、排卵させる必要がないですもんね。
・・今回のこの私の見解、合っていますでしょうか(汗)
アドバイスいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。
役に立った! 1むくさん再度レス有り難うございました。
ホルモン総量は単純な数値の比較でなく、こうさんの理解通り低用量ピルの方が、HRTで使用するプレマリンよりもエストロゲン活性が高く用量が高い事になります。
なので、50歳代以降はHRTに以降する方が良いでしょう。
ルトラールを使用したカウフマン療法と比較という点では、低用量ピルの方が良いですよ。
では、ご参考にして下さい。
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皆様からいただいたご意見をもとに、より良い医療サービスを目指して参りますので、ぜひご協力をお願いいたします。先生、むくさん、ありがとうございました。
やはり閉経までは、ピルと付き合っていこうと思いました。
納得してピルを飲めることに、気持ちも楽になりました。
本当にありがとうございました。
またお世話になるかもしれませんが、宜しくお願い致します。
役に立った! 048歳ですが、更年期症状が出ています、低用量ピルがいいと聞きますが、60代ぐらいで使用してはいけないんですか??
なぜHRTに移行しなければならないんですか??
役に立った! 1ゆうさんへ
ご自身の質問は、新規投稿してください。
役に立った! 0ゆうさん、次回からはご自身の質問は新規投稿でお願いします。
ホルモン補充はやはり年齢とともに血栓症のリスクをどうしても考える必要があります。
50歳を越えて60歳くらいまでは低用量ピルよりも卵胞ホルモン活性の弱いHRTが推奨されます。
では、ご参考にして下さい。
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